早熟の天才、世界最高の左SB、怪物FW… “過去100年の五大トレード”を英メディア選出

世界最高の左SBもトレードで移籍

 4位はアーセナルからイングランド代表DFアシュリー・コール、チェルシーからフランス代表DFウィリアム・ギャラス+金銭という形で実現した大型トレードだ。当時世界最高の左サイドバックと称されていたコールの移籍は金目当てだとして大きな批判も浴びたが、2012年のCL優勝に貢献するなど活躍した。

 DFとしては珍しい10番を背負ってアーセナルでプレーしたギャラスは、2010年にはトットナムへ移籍。ロンドンの3大クラブに所属した初の選手となるなど、珍しいキャリアを歩んだ。

 3位は2011年冬にベンフィカとチェルシーの間で実現した、セルビア代表MFネマニャ・マティッチとブラジル代表DFダビド・ルイスのトレードだ。チェルシーは当時人気銘柄だったルイス獲得のため、移籍金2500万ユーロ(約34億円)の一部をまだ頭角を現していなかったマティッチで補填し、交渉をまとめた。

 マティッチはベンフィカでの活躍が認められて、2014年にはチェルシーへ復帰。17年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するなど飛躍を遂げた。ルイスも14年から16年にパリ・サンジェルマンでプレーしたが、現在はチェルシーに復帰している。

 

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