1位は「21世紀で最も大きく、有名」な交換劇

　2位は2009年インテルとバルセロナの間で成立したワールドクラスのストライカー同士のトレードだ。2009年、バルセロナはインテルのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ獲得のために、エースのカメルーン代表FWサミュエル・エトー＋4000万ユーロ（約54億円）を投じた。

　しかし、怪物FWイブラヒモビッチはジョゼップ・グアルディオラ監督と対立するなどわずか1年で退団したのに対し、エトーはインテル加入1年目から三冠を達成するなどイタリアでもその実力を存分に発揮。インテルに大きな実りを与える移籍となった。

　そして、1位になったのは先日、決まったばかりのサンチェスとムヒタリアンのトレード移籍となった。記事では「おそらく21世紀で最も大きく、有名」と称されている。

　ユナイテッドではドルトムント時代の輝きが色あせていたムヒタリアンと、ビッグタイトル獲得を熱望して新天地を求めたサンチェス。二人は新たなクラブで期待に応えることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images