クロップ監督退任余波 ロイスがRマドリード移籍浮上、「移籍第1号」に?

移籍金は39億円、スペイン地元紙が報じる

 ドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイスがユルゲン・クロップ監督の今季限りでの退任発表を受けて、レアル・マドリードに電撃移籍する可能性が浮上している。スペイン地元紙「AS」が報じている。
 ロイスは今季、クラブが2部降格危機に立たされていた今年2月、2019年シーズンまでの契約満了を発表。生まれ故郷への愛情を示し、その男気はサポーターの心を打った。だが、クロップ監督の退任と、マインツのトーマス・トゥヘル監督の来季新監督就任という激動により、状況に変化が生まれたようだ。白い巨人がドルトムントの至宝獲得に再び動き出したという。
 ロイスの契約を手がける人物はレアルのドイツ代表MFトニ・クロースとも契約しており、両者は先週接触したという。移籍金は3000万ユーロ(約39億円)とも伝えられており、ロイスほどの才能の持ち主としては格安と言える。
 ドルトムントはドイツ代表DFマッツ・フンメルス、同MFイルカイ・ギュンドアンらも移籍の可能性が浮上しているが、来季欧州チャンピオンズリーグ出場権を失うクラブの経済状況から、「ロイスが移籍第1号となるかもしれない」と報じられている。
 超攻撃的サッカーで欧州を席巻したドルトムントを率いた名将の電撃退任の波紋は広がるばかり。長年ラブコールを送り続けているレアルにロイスは移籍するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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