選手権決勝は21大会ぶりの「関東勢対決」 二冠狙う流経大柏か、“3度目の正直”の前橋育英か

第75回大会で北嶋や中村が対戦して以来

 関東勢同士の決勝となるのは、第75回大会の市立船橋(千葉)と桐光学園(神奈川)が争って以来。当時の市立船橋は元日本代表FW北嶋秀朗(現ロアッソ熊本ヘッドコーチ)がエースで、先制ゴールを挙げて2-1の勝利に導いた。敗れた桐光学園の中心は、元日本代表MF中村俊輔(現ジュビロ磐田)だった。世界に轟く左足の名手がプロのキャリアをスタートする前のラストゲームが、選手権の歴史の中で最後の関東勢対決になっていた。

 決勝の舞台は埼玉スタジアムで、準決勝から中1日の休息日を経て8日に行われる。10大会ぶりの優勝で夏の高校総体と合わせた二冠を目指す流通経済大柏と、これまで2回の準優勝経験があり“三度目の正直”での初優勝を目指す前橋育英。勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

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