東福岡、2年ぶり優勝へ初戦突破 終了間際に圧巻FK弾でダメ押し… 3-0で尚志を撃破
昨季8強の東福岡、少ないチャンスをゴールに結びつける試合巧者ぶりを発揮
2年ぶりの優勝を目指す元王者が完封勝利で初戦を突破した。31日に等々力陸上競技場で行われた第96回全国高校サッカー選手権大会の1回戦で、東福岡(福岡)が尚志(福島)を2-0で下し、2回戦へ駒を進めた。
セットプレーを中心に尚志がゴール前まで攻め込むシーンの多い前半だったが、33分に東福岡が先制。左サイドのMF木橋朋暉の折り返しを右サイドから走り込んだMF沖野直哉が左足で蹴り込んでネットを揺さぶった。
J1ガンバ大阪加入内定のMF福田湧矢、J2ファジアーノ岡山加入内定のDF阿部海大を擁し、安定した試合運びを見せた東福岡。後半34分には福田がPK、さらに後半アディショナルタイムには木橋が圧巻の直接FKでダメ押しとなる追加点を奪った。
昨季8強で涙をのんだ“赤い彗星”こと東福岡。この日は尚志のえんじ色のユニホームに対して白いユニホームを着用し、少ないチャンスを確実にゴールに結びつける試合巧者ぶりを見せた。2回戦では富山第一高(富山)と東海大熊本星翔(熊本)の勝者と対戦する
【了】
石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa
フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web
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