インテル長友に伊メディア高評価 ミランに惜敗も「常に知性のある対応をしていた」

イタリア杯8強の“ミラノダービー”に先発 スソのマーク役として奮闘

 インテルの日本代表DF長友佑都は、現地時間27日に行われたイタリア杯8強の“ミラノダービー”ACミラン戦にフル出場し、チームは延長戦の末に0-1で敗れた。しかし、試合後の採点を公開したイタリアメディアでは、「最も継続性と信頼性のある左サイドバック」「常に知性のある対応をしていた」と高く評価されている。

 長友は左サイドバックに入ると、相手FWスソと対峙した。攻撃の7割近くが右サイドからというミランに対して矢面に立つ形になり、スソには枠内シュートを3本打たれ、延長戦では決勝アシストも許す結果になった。それでも、全体としてのプレークオリティーはイタリアメディアを納得させるものになった。

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」では、採点記事のタイトルを「長友はやるべきことをした」とした上で、「6点」をつけた。

「ミランは毎回のように、バルセロナの『10番』をつけた選手を扱うかのようにスソにボールを渡して攻めてきた。しかし、この日本人サイドバックは、タスクが明確である時に準備不足になることを滅多に見せない。ピッチの半分、相手陣地においては行方不明になった。役割ではないかもしれないが、多少の義務はある」

 長友についてスソのマーカー役として明確な役割があったとした上で、守備選任としてプレーしたことを評価した。一方で、攻撃の局面ではほぼチームに貢献できていないことも指摘している。

 

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