レアルの新加入5選手が早くも苦境に直面 スペイン紙が物足りない現状を鋭く指摘

今夏に加入したセバージョスら5人に言及「スタンドで多くの時間を過ごしている」

 レアル・マドリードは宿敵バルセロナとの本拠地エル・クラシコで0-3の大敗を喫し、暫定ながら首位バルサとの勝ち点差が14と開いた。批判が集まる“白い巨人”だが、地元メディアは今季加入した5選手が戦力になっていないと伝えている。

「レアル・マドリードの夏の補強は、ピッチよりもスタンドで多くの時間を過ごしている」と特集したのはスペイン紙「マルカ」だった。レアルは今季開幕前にバイエルンにコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを、チェルシーにスペイン代表FWアルバロ・モラタを放出した一方で、恒例とも言えるスーパースターの補強はしなかった。

 レアルはベティスからMFダニ・セバージョス、アトレチコ・マドリードからDFテオ・エルナンデスをそれぞれ獲得。FWボルハ・マジョラルはレンタル先のヴォルフスブルクから、DFヘスス・バジェホはフランクフルトから、MFマルコス・ジョレンテはアラベスからそれぞれ復帰させた。

 新加入選手の中で最も出場機会を手にしたのはエルナンデス。それでも今季全試合時間の24%に止まっているという。記事では「マルセロのぎこちないパフォーマンスにもかかわらず、フランスの左サイドバックは622分しか出番を手にできていない」と物足りなさを指摘されている。

 U-21スペイン代表として輝きを放ったセバージョスは今季これまでの出場時間が458分で17.6%。ジョレンテは438分で16.8%に止まっている。

 

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