柿谷が魂の決勝ヘッド! 二冠狙うC大阪が120分の死闘制し神戸を3-1撃破、14年ぶりの元日決勝へ

後半ATに起死回生の同点弾、延長戦で2得点 C大阪が43年ぶり天皇杯優勝に王手

 天皇杯準決勝が23日に開催され、13時からヤンマースタジアム長居で行われた関西勢対決では、セレッソ大阪がヴィッセル神戸を延長戦の末に3-1で破り、2003年以来14年ぶりの決勝進出を決めた。

 クラブ史上初タイトルとなったルヴァンカップ優勝に続く二冠獲得を目指すC大阪は、日本代表に名を連ねるMF山口蛍とFW杉本健勇は負傷欠場、主将のFW柿谷曜一朗はベンチスタートとなった。一方、神戸もFWルーカス・ポドルスキが負傷のため不在となるなかでキックオフを迎えた。

 試合は主力不在も、“ホーム”での試合となるC大阪が主導権を握る形で時計の針が進んでいく。前半9分には右サイドのDF松田陸のクロスにFW山村和也が飛び込むも合わず。同19分にはGKキム・ジンヒョンのロングキックを山村が頭ですらしてゴール前に走り込んだMF福満隆貴がボレーで狙ったが、シュートはGK正面をついた。

 対する神戸は同36分、高い位置でのボール奪取に成功し、最後はペナルティーエリア内でFW小林成豪が左足を振り抜くがシュートはGKがキャッチ。前半はこのまま0-0で折り返した。

 後半も立ち上がりからC大阪が攻め込む展開に。後半10分、MF清武弘嗣のラストパスからMFソウザが強烈な一撃を見舞うもゴールマウスを捉えられず。同15分、直接FKのチャンスで再びソウザが鋭いシュートを放ったが、今度は神戸GKキム・スンギュのセーブに阻まれた。その後もソウザ、清武を中心に攻め込むC大阪。同32分には柿谷を投入、一方の神戸も同42分にMF大森晃太郎を投入して1点を狙いにいった。

 

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