SNSで炎上招くピケが本音吐露 「政治的な話をするのはとても難しい」

カタルーニャ独立運動の影響が予想されるクラシコ

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケというと、今年起きたカタルーニャ独立運動に関する政治的発言などをツイッターで数多く投稿した。それによって“炎上”を招いたが、英紙「デイリー・テレグラフ」の取材に応じたピケは、その真意について語っている。

 ピケはバルサの最終ラインを束ねるだけでなく、自身でメディア「Pique+」を立ち上げるなど、どのフットボーラーよりも積極的に発信する姿勢を見せている。その中にはフットボール以外の案件も含まれることがあり、今秋バルセロナで実施されたカタルーニャ独立投票について参加を呼びかけたりしたことで、スペイン代表の試合では大ブーイングを浴びる事態に陥った。

 それについてピケは「サッカーと同じようなもので、その見方はとても先鋭的になってしまうから、政治的な話をすることはいつもとても難しいと感じているよ」と話した。そして23日には宿敵レアル・マドリードとのエル・クラシコが控えているが、今回はスペインの首都に乗り込むため、サンチャゴ・ベルナベウでは敵意に満ちた視線を浴びることが予想される。

「もちろん簡単なことではないよ。スペイン国外にいる人々は、今の状況が実際よりも悪いと思っている人は多いんだろう。ただ僕は本当に悪い状況にあるとは思っていないよ。政治家が話し合って仕事すれば、解決されるはずだ。1日の終わりには、暴力や闘争がないんだから」

 こう語るピケは「ただ一つの問題は、カタルーニャにはスペインから独立したい人、したくない人がともにたくさんいるということだ。数多くの人が考え方に違いを持った時、みんなが幸せになる着地点を見つけるのは難しいということだ」と、今も関心を寄せていることを明確にした。とはいえ、カタルーニャ独立運動後初となるクラシコで、ピケはピッチ外の雑音とも戦うことを強いられそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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