補強禁止処分が解除となる2016年1月以降か

　バルセロナは、今季限りでの退団が濃厚なMFシャビの後継者としてマンチェスター・ユナイテッド（マンU）のMFアンデル・エレーラを補強候補にリストアップしたと、スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
　25歳のスペイン人プレーメーカーは、最近の5回の枠内シュートがいずれもゴールに結び付いている。この終盤戦で見せている圧倒的な決定力によってルイス・ファン・ハール監督からの信頼を勝ち取っただけでなく、マンUの好調の一因となっていた。
　今季開幕前からリストアップしていたバルセロナは、エレーラの充実ぶりに再び目を付けたとい う。性格面でもバルサにフィットするとリサーチ。未成年の国際間移籍に関する規則に抵触したバルサは、FIFAから明示されている補強禁止処分が解除となる2016年1月以降にエレーラ獲得を検討しているようだ。
　シャビが退団間近で、MFイニエスタも31歳を迎える。MFイバン・ラキティッチ、ラフィーニャら歴戦の強者が集うバルサの中盤に入っても、好調のエレーラは十分戦力になるとみなされているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images