浦和監督が明かしたクラブW杯初戦の起用意図 「サイド攻撃」を重視し長澤を先発から外す

高木、ズラタンの投入もサイド攻略を狙う

 また、左足を痛めたDF遠藤航からDF森脇良太へ代わった以外の、FW高木俊幸、FWズラタンの途中投入も「先制されて焦りと疲れが出るなかで、サイドに起点を作ってゴールへという狙いでした。ただ、それは上手くいきませんでした」と、やはりサイド攻撃にこだわった部分があることを明かしている。

 浦和はこの敗戦で、12日の5位決定戦でアフリカ王者ウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦することになった。堀監督は「次の試合があるのは最初から決まっていたこと。今日の試合をしっかり分析して、次に準備をしていきたい」と、世界の舞台で戦うラスト1試合に向けて必死に前を向いていた。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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