川崎が逆転優勝に望み エース小林の今季20得点目でACL王者浦和を撃破

勝ち点を69に伸ばし、鹿島との差を2に縮める

 その後は浦和がボールを持つ時間が長くなったが、大幅にメンバーを入れ替えていることもあり、前線での連携と精度が上がらず。そのまま川崎の1点リードで前半を終えた。

 後半も浦和が持って川崎がカウンターを狙う流れになった。浦和は両サイドを中心に多くのセットプレーを獲得しながら攻撃したが、川崎の守備陣がマークを外すことなく対応し、ゴールは奪えなかった。川崎もカウンターの場面でパスの精度を欠く場面が目立ち、勝負を決める2点目が奪えなかった。それでも、守備陣が浦和にボールを持たれながらもしのぎ切って守り切った。

 結局、試合はこのまま川崎が1-0で勝利。勝ち点を69に伸ばした川崎は、同71で首位の鹿島アントラーズに対して最終節での逆転優勝の可能性を残した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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