川崎が逆転優勝に望み エース小林の今季20得点目でACL王者浦和を撃破

川崎が前半14分に小林のゴールで先制 浦和はACLからスタメン6人を変更するも…

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の変則日程により、ミッドウィークに組まれたJリーグ第33節の浦和レッズ対川崎フロンターレが29日に行われ、前半14分にFW小林悠が挙げたゴールを守り切った川崎が1-0で勝利。リーグ優勝に望みをつないだ。

 浦和は25日にACL決勝第2戦でアジア制覇を果たした激闘から、6人のスタメンを入れ替えた。DF槙野智章やMF柏木陽介、FW興梠慎三といった主力がベンチスタートとなり、FWラファエル・シルバは登録メンバーから外れた。

 最初に決定機を作ったのは浦和だった。前半7分、左サイドを切り崩すとDF菊池大介のクロスにMF武藤雄樹が飛び込むビッグチャンスになったが、川崎GKチョン・ソンリョンが体に当ててセーブに成功した。

 一方の川崎は同14分、右サイドでMF家長昭博が突破にかかると、浦和は菊池が競り合い、そこにDFマウリシオがカバーした。しかし、マウリシオはプレーを逡巡し、その間に家長がボールをさらって縦に突破。右足クロスをゴール前に入れると、FW小林悠が押し込んで今季20得点目を挙げ、先制点をもたらした。

 

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