迷走ドルトムント、4-0から勝てず独紙「ダービーの狂気」 直近8戦で20失点と守備崩壊

宿敵シャルケにホームで4点を追いつかれる大失態

 MF香川真司の所属するドルトムントは、25日に宿敵シャルケとの「レヴィア・ダービー」で4点リードを追いつかれる大失態を犯し、6試合ぶりの勝利を逃した。ドイツ地元メディアはこの衝撃の一戦を「ダービーの狂気」と振り返っている。

 ドルトムントは前半12分にFWピエール=エメリク・オーバメヤンが先制ゴールを決めたのを皮切りに、オウンゴール、MFマリオ・ゲッツェの今季初ゴール、MFラファエル・ゲレイロの鮮やかなボレーシュートで4点リードを奪った。

 しかし後半には試合展開が一変。ドルトムントは20分までに2失点すると、さらに同27分にはオーバメヤンが2枚目のイエローカードを受けて退場。数的不利となりゲッツェが負傷交代するアクシデントも重なると、同41分にMFダニエル・カリジュリ、アディショナルタイム4分にDFナウドにゴールを許して引き分けに持ち込まれた。

 ドイツ紙「ビルト」では、4-0リードから4-4となった衝撃の試合展開を「理解不能」、「ダービーの狂気」と報じた。現地メディアにも大きな衝撃を与えている。

 ドルトムントはこれで6試合連続の複数失点となっている。開幕から第5節のハンブルガーSV戦(3-0/9月20日)まで無失点だったが、それからの8試合で20失点と守備崩壊が止まらない状況だ。直近の6試合では2分4敗と勝利から遠ざかっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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