狙われるバルサの2大エース PSGがメッシ、ネイマールに触手!?

オイルマネーに震え上がるバルサ

 フランスのリーグ・アンで首位を走るパリ・サンジェルマン(PSG)は、今夏の移籍市場でFWズラタン・イブラヒモビッチが移籍した際の補塡(ほてん)として、バルセロナのFWリオネル・メッシか、もしくはFWネイマールの獲得を考えているようだ。フランス地元紙「ル・パリジャン」が報じている。
 一時、メッシと、ルイス・エンリケ監督の間には、起用法をめぐる確執が存在していたと言われる。自身も「私が来季どこでプレーしているかわからない」と、語っていた。だが、今季後半戦では圧巻のパフォーマンスを続け、バルサの至宝の去就問題は終息したかに見えた。
 だが、そこに触手を伸ばそうとしているクラブがいる。パリの王様として君臨するイブラヒモビッチと、PSGとの契約は2016年シーズン終了後に満了となる。潤沢なオイルマネーでビッグネームを次々に獲得してきたPSGは、イブラの移籍に備え、バルサの2大エースに照準を合わせているというのだ。
 無尽蔵な資金力を誇るPSGなら2億5000万ユーロ(約350億円)というサッカー史上最高額となるメッシの違約金も、高額な年俸も支払うことは可能だろう。
 記事では「ネイマールがPSGのナンバー1の標的だ。もしも、メッシが移籍を決断するのなら、彼らはメッシ獲得にためらいを見せない。メッシは2016年に29歳となり、PSGが彼のために赤じゅうたんを敷くことも理解している。黄金で満たされることだろう。全てはメッシ次第だ」と分析している。
 バルセロナは未成年の外国籍選手獲得に関する規定違反で来年1月まで補強が禁止されている。2大スターのどちらかでも失うことは、痛恨の事態となる。サッカー界を震撼(しんかん)させるPSGのオイルマネーに、バルサは警戒しなければいけない状況だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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