不振のC・ロナウド&ベンゼマが2得点ずつと覚醒 ジダン監督「やり続けるだけだ」
CLアポエル戦で両FWに復調の兆し 6-0と快勝しベスト16進出
レアル・マドリードは現地時間21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節アポエルとのアウェーマッチに臨み、6-0の快勝で決勝トーナメント進出を決めた。この試合ではゴールに恵まれていなかったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと元フランス代表FWカリム・ベンゼマが得点を決めたが、試合後にジネディーヌ・ジダン監督も満足気な様子を浮かべていたと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
試合は序盤からレアルが攻勢を仕掛ける展開で進むと、前半23分にクロアチア代表MFルカ・モドリッチの鮮やかなボレーシュートで先制点を奪った。この勢いにまず乗ったのはベンゼマで、同39分には中央のパスワークから抜け出ると冷静に相手GKとの1対1を制して2-0とした。
DFナチョ、ベンゼマのこの日2点目で前半を4-0で折り返すと、後半4分にはエースが覚醒する。ブラジル代表DFマルセロの左サイドからのクロスをロナウドらしい打点の高いヘディングでゴールを陥れると、その5分後にはベンゼマが相手GKへのチェックでボールを奪うと、こぼれ球をロナウドが豪快に蹴り込んでゴールラッシュを締めくくった。
前人未到のCL3連覇を狙うクラブとしてはノルマとも言える決勝トーナメント進出だが、二人のストライカーの復調はジダン監督にとっても喜ばしいものだったようだ。
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