川島の好セーブに遭ったネイマール 英メディアが批評「“ザザスタイル”からPKをミス」

英紙「良いニュースばかりではなかった」

 通算8ゴールと日本を“お得意様”にしているはずの名手らしからぬPK失敗は海外で反響を呼んだ。英紙「ザ・サン」は「世界で最も高価な選手にとって良いニュースばかりではなかった。彼は先制点から7分後、シモーネ・ザザスタイルの助走からPKをミスしてしまった」と批評している。

 PKにおいて「ザザスタイル」は屈辱と言っていいだろう。イタリア代表FWシモーネ・ザザ(バレンシア)は昨年7月の欧州選手権準々決勝のドイツ戦で信じられないようなミスを犯した。相手の守護神マヌエル・ノイアー(バイエルン)の動き出しを待とうと、小刻みにステップを踏んだ末に放ったシュートは大きく枠を外した。結局イタリアはPK戦で5-6と敗退。イタリア国民の怒りを買い、ザザは謝罪を余儀なくされていた。

 ネイマールにとっては、快勝のなかで思わぬ批評を受けることになったが、逆に言えば、不動心で揺さぶりを跳ねのけた川島の“手柄”とも言えるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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