川島の好セーブに遭ったネイマール 英メディアが批評「“ザザスタイル”からPKをミス」

川島の逆を突いて1点目を決めるも、2点目のチャンスでは渾身のセーブで阻止される

 日本代表は10日にブラジル代表と国際親善試合を行い、1-3で敗れた。力の差を見せつけられるなかで、GK川島永嗣(メス)は相手エースFWネイマール(パリ・サンジェルマン)のPKをストップする意地の好セーブを披露。止められたネイマールは、英メディアからサッカー史に残る伝説のPKミスを引き合いに出される事態となった。

 川島は前半、大忙しだった。同7分にコーナーキックの競り合いでDF吉田麻也(サウサンプトン)にファウルがあったとして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を採用。その結果、主審はPK判定を言い渡した。

 決死の表情でゴールマウスに立ちはだかった川島だったが、ネイマールに逆を突かれて先制ゴールを許した。その9分後にもブラジルの鋭いカウンターが炸裂。MF山口蛍(セレツソ大阪)がペナルティーエリア内でFWガブリエル・ジェズスを倒してしまい、献上したPKで再びネイマールがキッカーを務めた。

 レフェリーの笛を聞いたネイマールはゆっくり真横に歩く。そして、細かいステップを何度も踏んだが、川島は動き出さない。ゴール左隅を狙ってシュートを放ったが、渾身のセービングで防がれてしまった。

 

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