軽率守備で2失点関与のリバプールDF ファンからの“死の脅迫”に怒り「不愉快だ」

トットナム戦でロブレンが1-4完敗の要因に… SNSで家族への殺害予告が届く

 リバプールのクロアチア代表DFデヤン・ロブレンは、22日のトットナム戦に先発出場したが、軽率な守備により2失点に絡んだことからわずか31分間で途中交代となった。多くの批判に晒されたが、その中には心ない“死の脅迫”も混ざっていたことで、28歳のセンターバックは自身のSNSで怒りを露わにした。

 ロブレンは1-4で完敗したトットナム戦で、イングランド代表FWハリー・ケインを自由にしてしまった。1失点目の場面ではケインに背後を取られ、あっさりと失点。2失点目も相手の守護神GKウーゴ・ロリスからのスローの目測を誤り、ボールが頭上を抜けていった。ここからケインが持ち込んでクロスを送り、韓国代表FWソン・フンミンがネットを揺らした。

 ロブレンは前半31分という早い時間でMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンとの交代を告げられた。試合後、クロップ監督は「あまり多くのことを言いたくはないが、もし私があの状況でピッチにいたら、ハリー(・ケイン)にボールを渡さなかった」とコメントするなど、チームの守備に苦言を呈されていた。

 批判も仕方ない低調なパフォーマンスに終わったロブレンだったが、ファンからはSNSを通じて度を越えたメッセージもあったようだ。中にはロブレンの家族に対する殺害予告があったことから、インスタグラムのストーリーで怒りを露わにした。

「みんなが僕について何を言おうが気にならない。でも家族が恐怖に怯えているのを無視することはできない。受け入れられないし、受け入れるつもりはない。不愉快だ」

 一連の騒動は英公共放送「BBC」や英高級紙「ガーディアン」も報じるなど、大きな反響を呼んでいる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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