クラブW杯が4年に一度のビッグトーナメントに? FIFA会長が開催方式の変更を示唆

4年に一度となれば現在より大規模な大会に?

 仮にコンフェデレーションズカップと同様に4年に一度、世界中のクラブの頂点を決める大会が6月に開催されるとなれば、現在よりもカレンダー上は自然な位置になる。各大陸の予選をどのように行うのか、毎年開催されている各大陸のチャンピオンズリーグ優勝チームをどう扱うかなどは開催が決まってからの議論となるにしても、数年間の優勝チームが参加するのか、直前のシーズンの上位から複数チームが参加するのか、現在よりも規模の大きな大会になることは間違いなさそうだ。

 Jリーグのクラブも、2007年に浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグを制してクラブW杯に進出すると、翌年は同様にガンバ大阪が出場し、いずれも欧州王者と準決勝で対戦、最終的に3位の成績を得た。昨季は鹿島アントラーズが開催国枠からの出場ながら、決勝まで進出してレアル・マドリードと激闘を繰り広げ、準優勝を果たしている。

 インファンティーノ会長の就任後、W杯が2026年大会から48カ国開催になるなど、大会形式の改変を含む施策が打たれている。クラブW杯もまた、そのリニューアルの対象となり、4年に一度のビッグトーナメントとなるのか。Jリーグ勢にとっても、その動向は気になるところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング