C・ロナウド、メキシコ地震で亡くなった少年の家族を抱擁 父親感動「息子のおかげ」

レアルがサンティアゴ君の家族をマドリードに招待、ロナウドも一目散に駆け付ける

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、9月に起きたメキシコ地震で犠牲となった子どもへの追悼ツイートを行ったことで世界中の共感を得たが、その子どもの家族がマドリードに招待され、実際に触れ合ったことが大きな感動を生んでいる。

 メキシコ地震ではかねてよりレアル、そしてロナウドファンだった当時6歳のサンティアゴ・フローレス君が建物の倒壊に巻き込まれて尊い命が失われた。心を痛めたロナウドは「この苦しみの時、私はサンティアゴの家族、そして愛する人々を失った多くの家族に大きな抱擁を送りたい」との言葉とともにレアル・マドリードの背番号7のユニフォームにメッセージとサインを記した。

 クラブ側も家族を励まそうと、先週末に本拠地サンチャゴ・ベルナベウのスタジアムツアーに招待した。普段は剛腕ビジネスマンで鳴らすフロレンティーノ・ペレス会長も、ロナウドの7番のユニフォームをサンティアゴ君の父親に渡すなど、触れ合いの場を持った。

 サンティアゴ君の家族のツイッターによると、驚きの出来事はそれにとどまらなかったようだ。スタジアムに訪れたロナウドが家族の元へと一目散に駆けつけ、両親、そして弟と熱い抱擁を交わした。そして、ボールとロナウドのユニフォームに直筆サインをしたためたのだ。

 

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