PSVの24歳主将が華麗なバイシクル弾 「アートだ!」「歓喜のゴラッソ」と称賛の嵐

ファン・ヒンケルが延長後半2分に意外性と創造性に富んだ一撃を披露

 オランダ国内カップ戦で鮮やかなアクロバティック弾が炸裂。延長戦に及ぶ激闘を制する一撃を、地元メディアは「アートだ!」と動画付きで紹介し、ファンからも反響を呼んでいる。

 現地時間26日に行われたKNVBカップ(オランダ国内カップ戦)の2回戦で、1部のPSVと2部のフォレンダムが対戦。試合は0-0の同点のまま、延長戦に突入したが、そこでビューティフルゴールが生まれた。

 延長後半2分、PSVは敵陣で左サイドからゴール前に送られたロングフィードを、オランダ代表FWルーク・デヨングが相手と競り合いながら中央へ折り返した。ボールは飛び込んできたオランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケルの後方に飛んでしまったが、ここで24歳のキャプテンは左右をDFに挟まれながら即座に反転。右足を高く蹴り上げるアクロバティックなバイシクルシュートを放ち、フォレンダムのゴールネットを揺らした。近距離だったことを差し引いても、相手GKが一歩も動けなかったことが、いかにファン・ヒンケルの一撃が意外性と創造性に富んでいたかを証明しているだろう。

 敵地で待望の先制点を奪ったPSVは、試合終了間際にもメキシコ代表FWイルビング・ロサーノがダメ押しゴールを決めて2-0で勝利した。米スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」オランダ版は公式インスタグラムで「アートだ!」とファン・ヒンケルの一撃を紹介。ファンからは「歓喜のゴラッソ」「ビューティフルな美しい一撃」「素晴らしいゴールを観させてもらった」と称賛の声が挙がり、一夜明けても勝利の余韻は残っている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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