モウリーニョ監督、格下に黒星の波乱で怒り心頭「こんな姿勢、親善試合でも覚えがない」

ユナイテッド、昇格組のハダーズフィールドに1-2敗戦 「名指しは不公平」と語るも…

 昨季2部からプレーオフで昇格を果たした格下相手に足をすくわれた“赤い悪魔”に、カリスマ指揮官の雷が落ちた。現地時間21日に行われたプレミアリーグ第9節、ハダーズフィールド対マンチェスター・ユナイテッドで、ユナイテッドが1-2で敗れる波乱が起きた。2失点ともミスが絡んだ低調な出来に、ジョゼ・モウリーニョ監督は「こんな姿勢、親善試合でも覚えがない」とチームの出来に怒りを示したと英公共放送「BBC」が伝えている。

 ユナイテッドとしてはアウェーながら勝ち点3を手にしておきたい一戦だったが、ミスに泣いた。前半28分にセンターサークル付近でMFリンデロフの横パスがずれたところをMFフアン・マタがかっさらわれてカウンターを浴びると、MFアーロン・ムーイに先制ゴールを許す。その5分後には後方からの単純なロングパスをDFクリス・スモーリングがまさかの空振り。これをFWデポワトレに拾われて痛恨の追加点を許した。

 モウリーニョ監督は後半からマタをベンチに下げる“非情采配”でチームにムチを入れたが、反撃は同33分のFWラッシュフォードのゴールのみ。過密日程とはいえ昇格組相手の敗戦にモウリーニョ監督は怒り心頭だった。

「個々のプレーヤーのミスについて名指しするのは不公平なことだ」と話しつつも、ふがいない敗戦には到底納得できない様子で、次のように続けている。

 

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