今大会3得点のU-17イングランド代表エースが日本戦欠場へ ドルトムントの要望で離脱

FWサンチョがUEFAユースリーグ出場のためクラブを離脱

 インドで開催中のU-17ワールドカップ(W杯)で8強進出を狙う若き日本代表は、17日の決勝トーナメント1回戦でイングランドと対戦するが、相手のエースで今大会3ゴールを決めているFWジェイドン・サンチョが、所属するドルトムントの要望によりクラブに合流。日本戦を欠場することが決まった。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 17歳のサンチョは日本戦ではなく、UEFAユースリーグのアポエル戦に出場することになった。すでにサンチョは、ドルトムント下部組織の練習に合流しているという。

 イングランドの至宝は今季、マンチェスター・シティからドルトムントへ700万ユーロ(約9億2000万円)で移籍。ドルトムントでは背番号7を与えられるほど大きな期待がかけられており、バルセロナに移籍金2億2200万ユーロ(約293億円)で移籍したフランス代表FWウスマン・デンベレの後釜として期待されている。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルク強化部長が、「ジェイドン・サンチョは欧州サッカー界で最も注目されている選手の一人」と称賛した神童がいなくなったイングランド。エース離脱は、チームにとって大きな痛手となるのは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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