要したシュートは28本…遅すぎる初歓喜 C・ロナウドが待望の今季リーグ戦初得点 

イスコの縦パスに抜け出して右足を一閃 ジダン監督の就任100試合目を白星で飾る

 レアル・マドリードのポルドガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに待望の今季リーグ戦初ゴールが生まれた。14日に行われた敵地ヘタフェ戦、試合中に背番号7のユニフォームを着た“フェイク・ロナウド”がピッチに乱入するハプニングもあったなか、後半40分に決勝弾を叩き込み、2-1の勝利に貢献。初得点までにシュート28本も要したことが話題となっている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 ナショナルマッチウィークが終わり、リーグが再開初戦。レアルは日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェの敵地に乗り込んだ。前半39分、相手DFのクリアボールを拾ったフランス代表FWカリム・ベンゼマがマークを交わして鮮やかな一撃を突き刺して先制。しかし、後半11分に混戦からヘタフェにゴールを奪われ、同点とされてしまう。

 迎えた後半40分、背番号7がエースの働きを見せる。途中出場のスペイン代表MFイスコの縦パスに抜け出したロナウドは、ボールに合わせて右足を一閃。へタフェGKビセンテ・グアイタの壁を打ち破り、ゴールネットを揺らした。

 ロナウドに待望のゴールが生まれたレアルは、リードを守り切って2-1で勝利。ジネディーヌ・ジダン監督の就任100試合目を白星で飾るとともに、今季5勝2分1敗の勝ち点17とし、暫定2位に浮上した。

 スペイン紙「マルカ」は、ロナウドがリーグ戦初得点までに要したシュート数に着目。記事によれば、今季通算28本目にしてようやくゴールネットを揺らしたという。5試合出場停止の影響もあり、リーグ戦はまだ4試合目とはいえ、過去にリーガでシーズン40得点以上3回、得点王にも3回輝いた得点マシンからすれば、“遅すぎる初歓喜”と言えるだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング