PSGがイバノビッチ獲りに向け、27億円を用意か 英紙が報じる
モウリーニョ監督は引き留めに動く
パリ・サンジェルマン(PSG)が今夏にチェルシーのセルビア代表DFブラニスラフ・イバノビッチを1500万ポンド(約27億円)の移籍金で獲得する可能性が浮上した。英地元紙デイリー・エクスプレスが報じている。
PSGは11日の欧州CL決勝トーナメント初戦のチェルシーとの第2戦で延長戦の末にアウェーゴールの差で準々決勝進出を決めたばかり。そのチェルシーから守備の要を引き抜こうとしているようだ。
PSGのローラン・ブラン監督はDFラインの強化に向けて、イバノビッチを補強のターゲットと設定。移籍金1500万ポンドを準備して、2016年シーズンまで契約を残す31歳のストッパーの引き抜きを画策しているという。
チェルシーは30歳以上の選手に対して2年以上の契約条件を提示しない強化部の方針があるために、現在イバノビッチには1年契約の延長を提示している段階。一方で、ジョゼ・モウリーニョ監督は愛弟子に複数年契約を与えようと強化部に必死に働きかけていると、地元メディアは報じている。
潤沢なオイルマネーを誇るPSGの前に欧州CL敗退の屈辱を味わったチェルシー。さらに主力選手の流出も許してしまうのか。堅実な名手イバノビッチの去就に大きな注目が集まっている
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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