チェルシーDFが危機感募らせる 「プレミアリーグも落とす可能性がある」

 

欧州CL早期敗退の影響を懸念、「このままだと危険」

 

 チェルシーのイングランド代表DFギャリー・ケイヒルが欧州チャンピオンズリーグの早期敗退を受け、プレミアリーグに影響を及ぼしかねないことを懸念している。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 チェルシーは11日、欧州CL決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンに競り負け、ベスト8進出を逃した。

 堅守が強みのチェルシーらしからぬセットプレーからの2失点で欧州制覇の道を断たれることとなった。最終ラインを担うケーヒルは、精神面で課題を抱えていると口にした。

「インテンシティーや攻守のリズムを欠いていた。それが敗退の原因の1つだと思う。見苦しいサッカーで勝つか、美しいサッカーで勝つか。このステージにおいてそんなことはどうだっていいんだ」

 また、予期せぬ早期敗退はプレミアリーグにも尾を引く可能性があると警告している。

「リーグ戦を残り11試合残している。このままだと危険だね。落としてしまうことだってあり得る。僕たちは落胆しているが、切り替え、分析し、本来の姿を取り戻さなければならない」

 チェルシーはリーグ戦で1試合多く残した上で2位のマンチェスター・シティに勝ち点差5をつけ、首位を走っている。しかし、CL敗退のショックを引きずれば、一気に首位陥落となる可能性もある。次節はホームに強豪サウサンプトンを迎える。リーグ制覇に向け、正念場を迎えることになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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