スペインサッカー連盟会長、ピケの代表残留明言 ラモスとの不仲説も否定の事態に発展

代表同僚ラモスとの不仲説も「問題ない」

 ピケ自身は代表や協会の意向次第で代表から身を引くと表明しているが、スペイン代表のユレン・ロペテギ監督は早くもピケを擁護。そして、スペインサッカー協会のラレア会長もピケの代表残留を明言した。

「ピケは合宿から離れることはないだろう。怪我をしない限りは代表に留まる。チームの雰囲気は全くこじれていない。新聞で読んでいる内容とは違うんだ」

 合宿で追放チャントを受けたピケだが、6日に控えるロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選アルバニア戦に向けたチームに残留すると会長は明らかにし、セルヒオ・ラモスとの不仲説についても「今まで通り。何も問題はない」と話しているという。

 カタルーニャの独立機運の高まりとスペイン政府の強行阻止という緊張感が高まるにつれ、ピケに対する風当たりは高まりを見せている。代表戦に渦中のストッパーは平常心で臨むことができるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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