ネイマールとカバーニが“仲直り弾”で確執に終止符 “MCNトリオ”には称賛「魔法のよう」

PKキッカーを巡って口論を起こした二人が、プレーで“仲直り”を証明

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールとウルグアイ代表FWエディソン・カバーニは、リーグアン第6節のリヨン戦(2-0)でPKキッカーを巡って口論を起こし、チーム内での不協和音が報道された。一部ではネイマールが練習時にチームメイトに謝罪したとも伝えられていたが、当の本人たちはリーグ第8節のボルドー戦で、プレーによって“仲直り”を証明。各国メディアが大きく取り上げている。

 ネイマールが直接FKを決めて先制し、1点リードで迎えた前半12分だった。センターサークル付近からフランス代表DFプレスネル・キンペンベが出した縦パスを、フランス代表FWキリアン・ムバッペがヒールで落としたところから“ショー”は開演する。ボールを受けたネイマールはそのままドリブル突破を仕掛けるが、左前方にはムバッペ、右前方にはカバーニがいる状況で、DFの間を抜くスルーパスをカバーニに供給。背番号9はダイレクトでゴールに流し込み、チームに2点目をもたらした。

 得点を決めたカバーニは、ネイマールを指差しながら走り出し、小さくガッツポーズした後に笑顔でハイタッチ。熱い抱擁を交わすと、すぐに歓喜の輪が広がった。

 さらに、前半40分にPSGはPKを獲得。ネイマールがボールを持ってペナルティースポットに向かい、相手GKの動きを見極めてゴール左隅に流し込むと、これまでキッカーを務めていたカバーニの下に歩み寄り、再び熱い抱擁を交わした。試合はその後、ムバッペがゴールを挙げるなどPSGが6-2でボルドーを下したが、メディアが焦点を当てたのはやはりネイマールとカバーニだった。

 

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