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C・ロナウド復帰もレアルが後半ATの失点で今季初黒星 公式戦連続ゴールも「73」でストップ
ホームで三たび足踏み… ベティスに0-1で敗戦、出場停止明けのエースも沈黙
レアル・マドリードが三たび本拠地サンチャゴ・ベルナベウで足踏みした。リーガ・エスパニョーラ第5節ベティス戦でFWクリスティアーノ・ロナウドが先発復帰したものの0-1で敗戦し今季初黒星。公式戦連続得点記録も73でストップした。
今季のレアルは、ホームでリーグ戦2試合連続ドローを喫するなど、流れに乗り切れていない。公式戦74試合連続得点の記録がかかるこの試合で、ジダン監督は5試合出場停止処分が明けたFWクリスティアーノ・ロナウドをスタメン復帰させた。
前半は時間が経つにつれてレアルが猛攻を仕掛けたものの、ベティスGKアダンの再三の好セーブに阻まれる。対するベティスも同6分に決定機を迎えたが、セルヒオ・ラモスの決死のクリアに阻まれるなど、0-0のまま前半を折り返した。
後半5分にはMFイスコのパスに抜け出たFWベイルの左サイドからのラストパスにロナウドが飛び込んだが、ボールのバウンドが合わず。同10分にもロナウドのクロスからDFカルバハルが合わせたが、ポスト直撃。もどかしい展開が続いた。
ジダン監督はMFマルコ・アセンシオを投入するなどゴールを求めて必死の采配を見せたが、状況は好転せず。後半44分にはベティスのFWサナブリアにゴールネットを揺らされたが、オフサイド判定に救われた。しかしアディショナルタイム、右からのクロスを再びサナブリアに頭で合わされてついに均衡が破れ、レアルにとっては最悪の結末となった。
5試合で2勝2分1敗となり、5戦全勝の首位バルサとは勝ち点7差がついた。盤石の態勢で開幕を迎えたと見られたレアルだが、思わぬ苦戦を強いられている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images