バルサ監督、デンベレ負傷は“経験不足”と指摘 「バックヒールをすれば起こりうる」

ピッチの芝と負傷は「今となっては関係ない」

 一方、デンベレは今夏バルセロナ移籍を強行するために、ドルトムントの練習をボイコットし、パリに引っ越すという暴挙にも出ていた。十分なトレーニングを開幕前に積むことができなかったが、バルベルデ監督は「分からない。確かなことは彼がバックヒールを試みなければ、あれは起きなかっただろうということだ。堂々巡りはしたくない。そこに深く踏み込むつもりはない。彼が復帰に近づいた時に、もう一度検証することになる」と、あの場面でヒールパスを選択したことこそが原因だと主張した。

 スペイン紙「マルカ」はバルサ側がヘタフェの本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレスの芝の悪さが負傷した一因と睨んでいると報じていたが、指揮官は「(芝の)規定は存在する。今となっては関係ない。試合は終わったんだ。それ以上、付け加えるつもりもない」とコメント。芝ではなく、バックヒールというプレー選択こそが、デンベレの負傷を招いたと再三強調していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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