移籍金910億円に設定! レアルがイスコの流出阻止へ、ネイマールの二の舞懸念

充実の時を迎えるイスコと22年まで契約延長へ ジダン監督にとっても大きな収穫に

 レアル・マドリードはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に各国代表エース級の選手を集める一方で、今後のスペイン代表を担う選手をこぞって在籍させている。そのなかでスキルフルな能力を見せているMFイスコとの契約を2022年まで延長したとクラブが発表。地元紙「AS」によると、移籍金設定は910億円にも及ぶと伝えている。

 2013-2014シーズンにレアルの一員となったイスコは昨シーズン、レアルの盤石のセンターハーフであるドイツ代表MFトニ・クロース、クロアチア代表MFルカ・モドリッチとの激しいレギュラー争いを演じ、結果的にコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスにバイエルン移籍を決断させる一因となった。

 充実の時を迎えつつあるイスコに、クラブ側も最大限の誠意で応えようとしている模様だ。現地時間15日にクラブ側はイスコとのミーティングを行う予定で、5年間の契約延長を締結するという。

 同紙によるとバルセロナからパリ・サンジェルマンへと移籍したブラジル代表FWネイマールの“290億円移籍”を受けてか、二の舞を避けようと移籍阻止への高額な違約金を設定する模様だ。その金額は7億ユーロ、日本円にして910億円にも及ぶと見られている。

 これまでイスコは公式戦197試合に出場し、34ゴール46アシストをマーク。中盤のキーマンとなったスペインの技巧派MFの契約延長は、ジネディーヌ・ジダン監督にとっても大きな収穫になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング