マンCが破格の184億円でスアレス獲りを検討か 英紙が報じる
アグエロを狙うバルセロナは条件次第で交渉も
マンチェスター・シティがバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスの獲得に乗り出す可能性が浮上している。英日曜紙「メール・オン・サンデー」が報じている。
マンCは先月24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のファーストレグでバルセロナと対戦。スアレスに2ゴールを許し、ホームで1-2と痛恨の敗戦を喫した。
ベスト8に向け危機的な状況を迎えているマンCだが、本拠地エティハド・スタジアムを静まり返らせた張本人であるスアレスの動向に熱視線を送っているという。
マンCは、昨夏7500万ポンド(約138億円)でリバプールからバルセロナに移籍したスアレスの獲得に動く場合、その額を大きく上回る1億ポンド(約180億円)を準備する可能性があると報じられている。
バルセロナ側は、スアレスの献身的な姿勢を認めているものの、巨額投資に見合うほどのインパクトは残せていないと考えており、スアレス売却で支出以上の利益が見込める場合は、放出を検討する可能性もあるという。
さらに、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがマンCの同代表FWセルヒオ・アグエロの獲得を以前から要望しているため、移籍金を上乗せしたトレード移籍の可能性も報じられている。
マンCは、昨季プレミア得点王を独走し旋風を巻き起こしたスアレスの獲得に本腰を入れることになるのだろうか。一方で同紙は、バルセロナが移籍規定に違反したことで2016年1月までの移籍市場参入を禁じられているため、今夏にスアレス放出に踏み切ることはないと分析している。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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