「CL決勝史上最高の一撃」 昨季欧州年間ベストゴールにユーベFWのビューティフル弾

CL決勝レアル戦、マンジュキッチが歴史的なスーパーゴール

 欧州サッカー連盟(UEFA)が29日に2016-17シーズン「ゴール・オブ・ザ・シーズン」を発表し、ユベントスのクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチのビューティフル弾が選出された。

 栄えある年間最優秀ゴール賞に選ばれたのは、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリード戦で生まれた鮮やかな一撃だ。レアルのFWクリスティアーノ・ロナウドに先制点を決められたユベントスだったが、前半27分にストライカーが輝きを放った。

 左からのクロスボールをアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、胸トラップからそのまま真横のマンジュキッチにパス。これを胸トラップすると、ボールを地面に落とさず、倒れ込みながら右足を一閃。相手が寄せるなか、オーバーヘッドキック気味に鮮やかなゴールを叩き込んだ。レアルのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスが反応したもののわずかに届かず、大舞台で歴史的なスーパーゴールが生まれた。

 マンジュキッチはバイエルン・ミュンヘン所属時代、2012-13シーズンのCL決勝ドルトムント戦でも優勝に導くゴールを決めていたが、異なる2クラブでのCL決勝ゴールは史上2人目の快挙だったという。ロナウドがマンチェスター・ユナイテッド、レアルで達成しているのみだった。

 

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