アーセナル、今夏に92億円規模の補強費を投入と英紙 それでもマンUの1/3!?
ボランチが補強が最優先
プレミアリーグ3位につけるアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が来シーズンの補強費として5000万ポンド(約92億円)を与えられることが明らかになった。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
アーセナルは先日1億3880万ポンド(約257億円)もの内部留保があると発表したばかりで、選手の人件費は今季年間総額1億ポンド(185億円)を計上することになるが、一方でスポーツ用品大手「プーマ」やエミレーツ航空とのスポンサー契約により、92億円という補強の軍資金を手にすることになるという。
ベンゲル監督はチーム強化に向け、ワールドクラスのボランチの補強を最優先とし、GKとセンターバックの獲得も模索しているようだ。
英メディアは、現在プレミアリーグ最強との呼び声が高いサウサンプトンのフランス代表MFモルガン・シュナイデルランが補強リストの最優先と報じており、かつてオファーを断られたというレバークーゼンのドイツ代表MFラース・ベンダーも候補となっているという。フランス代表MFアブ・ディアビは故障の連続で、今季限りで退団となる可能性があり、中盤の補強の重要度は高まっている。
ただ、地元メディアではマンチェスター・ユナイテッドが今季終了時に昨夏と同様、270億円規模の補強費を投じると報じられており、ガナーズが来季の躍進に向けて92億円を用意したとしても、ユナイテッドの3分の1の補強費となる。守備面に脆弱性を抱えるアーセナルの補強戦略に注目が集まる。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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