好調ヴォルフスブルクのスターが移籍を示唆 マンUが獲得に熱視線

「僕の最大の野望はビッグクラブで活躍すること」

 ヴォルフスブルクのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは欧州ビッグクラブに移籍する意向があることを英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 ヴォルフスブルクは現在リーグ戦2位と好調を維持。第18節で首位を独走するバイエルン・ミュンヘンを4-1で撃破し、第22節現在でリーグ10戦負けなしと旋風を巻き起こしている。

 その原動力となっているデ・ブライネは、インタビューでいつかヴォルフスブルクを去り、欧州ビッグクラブに活躍の場を移したい意向を示している。

「ヴォルフスブルクはとても居心地がいい。契約延長も視野には入れているよ。だが、選手キャリアというのは寿命が短い。サッカーは資金面も重要だ。その面で、ヴォルフスブルクはバイエルン・ミュンヘンにはなれない。そして、僕の最大の野望はビッグクラブで活躍し、多くのトロフィーを掲げることだ」

 そんなヴォルフスブルクのスターに対し、マンチェスター・ユネイテッドが今夏での獲得に3000万ポンド(約55億円)を用意しているとも伝えられている。

 デ・ブライネは2012年に強豪チェルシーへの移籍を果たすも、レンタル放出が続き、復帰を遂げた13年も定位置を勝ち取ることができずに翌年ヴォルフスブルク移籍を決断した。ドイツの名門で飛躍したデ・ブライネは、ビッグクラブでのリベンジにその闘志を燃やしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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