マンU守護神デ・ヘアの移籍騒動が収束へ

レアルが獲得を断念か

 スペイン代表のGKダビド・デ・ヘアと、マンチェスター・ユナイテッドとの新契約が締結間近となっていると、英地元紙「デイリー・メール」が報じた。
 デ・ヘアは今季、圧巻のパフォーマンスでマンUをけん引してきた。レアル・マドリードは、世界的評価を高める守護神に対し、かねて関心を寄せてきた。
 だが、マンUもデ・ヘアの放出を固辞する姿勢を貫き、慰留に向て全力を尽くしてきた。一部報道では、ゴールキーパー史上最高額の新契約を提示するとも伝えられてきた。
 長きに渡ってスペイン代表GKの去就は騒がれ続けてきたが、ここにきて新たな展開を迎えることになりそうだ。
 最新の記事によると、デ・ヘアの獲得を熱望していたレアルのカルロ・アンチェロッティ監督は、今夏の引き抜きを断念する意向であるという。契約満了を18カ月後に控えるデ・ヘアは、レアルが手を引けば、マンUとの契約延長にサインすることが既定路線とされてきた。
 デ・ヘアを巡ってし烈な駆け引きを繰り広げていた両チームだったが、どうやらマンUの慰留成功で騒動は収束を迎えそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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