米MLSがレアル戦“レフェリー視点”の動画公開 選手に詰め寄られる場面は迫力満点

 

MLSオールスターチームとレアル戦、レフェリー視点で3分間の動画

 アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)が新たな試みとして、今月3日に開催されたMLSオールスターチームとレアル・マドリードの試合における「レフェリー視点」のカメラ動画をYouTubeで公開した。

 このゲームの主審を務めたアレン・チャップマン氏は小型カメラをつけてレフェリング。生中継を担当した「FOXスポーツ」ではライブ映像の中にも織り交ぜて届けられたという。今回、改めてそのレフェリー視点での動画が3分間に編集されている。

 世界最高峰の技術を持つレアルの選手たちのプレーを“特等席”で見られる反面、判定を巡ってドイツ代表MFトニ・クロースに詰め寄られるある意味では迫力満点のシーンもある。選手と進行方向が交錯しそうになって急停止する場面など、非情にリアルな映像となった。

 サッカーファンにとっても、普段から判定に対して疑問や怒りを持つことがあったとしても、実際に主審からはどのようにサッカーが見えているのかを知るのは有益だろう。ファウルの有無だけではなく、コーナーキックかゴールキックかの判定が思いのほかに難しいことも分かるのではないだろうか。

 ピッチ外も含めて先進的な試みを続けているMLSだが、こうしたレフェリー視点での動画はサッカーファンにも興味深いものになるはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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