伊王者ユベントスがマテュイディと契約合意 移籍金26億円、年俸4.5億円の3年契約

アッレグリ監督の要望を満たすタレントを2年越しで獲得へ

 イタリア王者ユベントスが、2年越しの補強を成功させた模様だ。イタリア衛星放送局「スカイ・イタリア」が報じている。

 ユベントスは水面下でパリ・サンジェルマンのフランス代表MFブレーズ・マテュイディの獲得を画策。昨オフは土壇場で合意に至らなかったが、今回は移籍金2000万ユーロ(約26億円)で合意。現地時間16日の午後にはメディカルチェックを受けて正式契約を結ぶという。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」によれば、マテュイディとの契約は2020年までの3年間で、年俸は350万ユーロ(約4億5000万円)になるようだ。

 セリエAは今週末に開幕するが、第1節のカリアリ戦でマテュイディがいきなりデビューを飾る可能性も少なくないという。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は中盤に強さとテクニックを兼備した、フランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)のようなタイプの選手を求めていたと現地メディアでは報じられてきたが、同じフランス代表の中盤を支えるダイナモ確保に成功した模様だ。

 守備の要だったイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが去った影響は否めないユベントスだが、前人未到のリーグ7連覇と悲願の欧州王者奪還という野望を果たすことはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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