「僕は犯罪者じゃない」 戦力外FWコスタが不満露わ チェルシーや指揮官を痛烈批判

戦力外通告メールは消さず「証明できる」

 コンテ監督との関係もすでに修復不可能な状態にある。コスタはここぞとばかりに指揮官への不満を爆発させている。

「1月、監督にある出来事が起きた。僕は契約延長間近だったんだけど、彼らは急にブレーキをかけた。僕は監督が背後にいるんだと疑った。彼(コンテ)の考えはとても確固たるもので、明らかだ。僕はそういう人間だと思っている。彼が持っている意見は変わらないんだ。

 彼のことは偉大な監督としてリスペクトしている、素晴らしい仕事を成し遂げてきたのを見てきた。だけど一人の人間としてはそうはいかない。彼は選手と親密になる監督ではない。彼はとてもよそよそしい。彼はカリスマ性を備えていない」

 コンテ監督からの戦力外通告はテキストメッセージによるものだったが、コスタはその時の記録は消さずに残しているという。「もし僕が嘘をついていると言う人がいても、証明できる」と自身の正当性も主張している。

 一連の騒動から、コスタの弁護士は法的措置を取ることも辞さない構えを貫いている。泥沼化しているコスタの去就問題はどのような決着を迎えるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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