クラシコはC・ロナウド劇場に 決勝弾で肉体美披露も暗転…退場処分、主審に暴力行為

1-1で迎えた後半36分にカウンターからゴール “メッシ流”パフォーマンスを披露

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは13日のスペインスーパーカップのバルセロナ戦で勝ち越し弾を決めた一方、退場処分となるなど伝統のエル・クラシコはロナウド劇場と化した。

 まさに千両役者と呼ぶべきか。昨季のリーガ王者レアルと国王杯王者バルサが雌雄を決するクラシコで、ロナウドが大暴れした。1-1で迎えた後半36分に自陣からの迎えたカウンター。MFイスコとのワンツーで右サイドを突破したロナウドは対峙したDFピケを切り返しで翻弄すると、右足一閃。カーブをかけたミドルシュートはゴール右隅に突き刺さった。

 オウンゴールで先制点を献上していたピケが呆然とするなか、ロナウドはユニフォームを脱ぎ、ゴール裏のサポーターに肉体美を披露した。

 昨季4月のエル・クラシコで後半アディショナルタイムにFWメッシが決勝点を決めた際、メッシは自らのユニフォームを脱いで観客席に向かって「MESSI 10」を両手で掲げて誇示。8万人が詰めかけた敵地サンチャゴ・ベルナベウのマドリディスタを沈黙させた。その時のお返しとばかりに、ロナウドも自らのユニフォームをスタンドに向けて掲げるメッシ流パフォーマンスを見せた。

 

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