引退、撤回を繰り返す“お騒がせ男”に元同僚・長友が言及 「カッサーノらしい」

わずか2週間で「引退」、「撤回」、「退団」、「引退」と二転三転

 悪童として名を馳せた元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノは、今季ベローナに加入したが、8日後に現役引退を発表した後、急転撤回。この行動が物議を醸していたが、改めて退団を宣言し、引退をほのめかす行動に出た。これに、元同僚の日本代表DF長友佑都は「カッサーノらしい」と自らの見解を述べている。

 イタリアの誇るファンタジスタはこれまでピッチ外で様々なトラブルを起こしながら、ローマ、レアル・マドリード、ACミラン、インテルなどの名門で活躍した。そして、2012年の欧州選手権では、ニースFWマリオ・バロテッリと伝説の“問題児2トップ”を形成し、イタリア代表を決勝の舞台にまで導いた。

 今年1月にサンプドリアとの契約を解消し、約半年間無所属の状態が続いていたが、7月に今季セリエAに昇格したベローナと1年契約。しかし、その後わずか2週間で引退、撤回、退団、引退と“お騒がせ男”ぶりを発揮し、注目を集めている。

 イタリアメディアによると、マウリシオ・セッティ会長は「この男の頭の中は正常な状態じゃない。浮き沈みがあるんだ。彼は雄弁になったかと思えば、沈黙する。残念だよ」と厳しい意見を発したというが、一方で一定の理解を示したのが長友だった。

 

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