36歳”悪童”が警鐘「今の子どもはスマホばかり」 母国の低迷にも危機感「公園に誰もいない」

元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが母国の現状に危機感
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが3大会連続でワールドカップ(W杯)出場を逃した母国の現状に危機感を募らせている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
今月36歳となったバロテッリはイタリアの名門インテルやミラン、イングランドのマンチェスター・シティ、リバプール、フランスのマルセイユなど各国のビッグクラブで活躍。その後、トルコやスイスなどのクラブも渡り歩く波乱万丈のキャリアを歩み、現在はUAEのアリ・イティファクに所属している。
そんなバロテッリはイタリア代表の一員として2014年にブラジルで開催されたW杯に出場した経験を持つが、今のところイタリア代表にとってはそれが最後に出場したW杯となっている。
4度のW杯優勝の実績がありながら、低迷期に入っている母国の現状について、バロテッリは英紙「ガーディアン」のインタビューで「私たちが幼いころは、何時間もフットボールをプレーしていた。暗くてボールが見えなくなるまで外で遊び、母親に次の日には遊びに行かせないと怒られたのを覚えている。でも今はイタリアのブレシアや他のどの街を歩いていても、公園はがらんとしていて誰もいない」と語り、子どもたちの成長する環境の変化がサッカー界にも大きな影響を及ぼしていると警鐘を鳴らしていた。
「コンピューターやスマートフォン、プレイステーションといったものが多くのものを台無しにした。そして何より、親たちの考え方も変わってしまった。今の7歳の子どもたちはおそらく3日に1回、2時間フットボールをするだけだ。私たちの時代は同じような体系的なトレーニングをした後、それ以外にも3時間公園で遊んでいた。それを楽しんでいたし、それが追加のトレーニングになっていた。才能というものはストリートや公園で生まれると信じている。たくさんプレーし、たくさん学び、年上の子とも競い合った。いい選手であれば、同年代の子たちとプレーするのではなく年上の子たちとプレーした。そういったことが私たちの糧になっていた。年上の子たちとプレーすることは私のキャリアの中でも最も重要な出来事の一つです」
バロテッリは「今の子どもはスマホばかりだ。動画を見るだけで、自分もロナウジーニョになったと感じている。私がロナウドになれた気がしたのは彼のようなトリックを実際に公園でプレーした時だ。これは大きな違いだ」と嘆きつつも、それでも「どんな国にも低迷する時期はあるものだが、必ず戻ってくるさ。スペインやフランス、ドイツもそうだったからね」とイタリアの復活への期待も口にしていた。
イタリア代表は今夏にロベルト・マンチーニ監督が就任した。バロテッリにとってはインテルやマンC、そして代表チームで共に戦った経験のある指揮官だ。縁ある監督の下での代表復帰の可能性について「ゴールを決め続ければ、もちろんイエスだ」と意欲を示していた。母国の現状に危機感を募らせる男が、若い選手のお手本としてアッズーリに帰ってくることがあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)






















