ミランCEO、新FW補強は「仕上げのチェリー」 名前の挙がっていない“ミスターX”も示唆

伊紙のインタビューに応じたファッソーネCEO、新ストライカー獲得の動き認める

 今夏の移籍市場で大補強を展開して話題を集めているACミランのマルコ・ファッソーネCEOは、仕上げのストライカー補強に「ミスターXかもしれない」と明かしている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューに応じた。

 ミランはドルトムントのエースFWピエール=エメリク・オーバメヤン、レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタをビッグネームのストライカー候補に挙げていたが、前者はチーム残留が濃厚になり、後者はチェルシーへの移籍が合意に達した。

 残る候補としてトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ、フィオレンティーナのFWニコラ・カリニッチが挙げられ、すでにマッシミリアーノ・ミラベリSDも現地メディアに対して「そのための仕事を続けている」と、獲得への動きが続いていることを認めている。

 しかし、ファッソーネCEOは「予算の問題は小さなこと」として、昨季終盤に中国資本に株式売却して得られたチャイナ・マネーが、ストライカー獲得に関しては追加予算として承認されている現状を認めている。そして、新ストライカーの候補は現在メディアに出ていない選手の可能性もあると示唆した。

 

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