ピケが生涯バルサ宣言 「バルサで引退するだろう」

古巣復帰へのウワサを打ち消す

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、バルセロナで現役を引退する希望があることを地元ラジオ局の番組「エル・パルティード・デ・ラス・12」で語った。

「今季は自分にとって素晴らしいものだよ。確かにサッカーとは関係ない部分でも問題を2、3抱えていたので、序盤こそは理想的なものではなかったけどね。ルイス・エンリケは定期的に試合で起用してくれなかったしね。自分がフィジカル的に問題ないと、示すことが難しかったんだ。サッカー以外の問題が自分の道を妨げていた」

 ピケは昨年10月、交通違反を指摘された地元警官に罵詈(ばり)雑言を吐いた ことが発覚。さらに、途中交代後、ベンチで携帯電話をいじる行為も批判の対象となっていた。

 今季序盤は、ルイス・エンリケ監督からの信頼と出場機会を失った。そのため、2004年から08年まで所属したマンチェスター・ユナイテッドへの移籍報道まで出たが、現在は本来の安定感を取り戻している。

「毎日自分の仕事が好きになっている。ここに何年もいたいよ。バルサで引退するだろうと言える。それが今季終了時か6年以内のことなのか、分からないけれどね。僕は他のチームでプレーすることはないよ」

 改めてピケは、生涯バルサでプレーすることを誓った。


【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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