マンUがルーニーの古巣復帰を後押し? エバートン移籍時に年俸19億円の一部を負担か

13シーズン在籍した功労者、移籍金ゼロに加えて誠意を示すか

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、13年ぶりに古巣エバートンに復帰する可能性が浮上している。ユナイテッドはチームのキャプテンであり、最大の功労者であるナンバー10を移籍金ゼロで放出するのに加えて、年俸の一部負担という粋な計らいを見せる可能性が出ているという。英公共放送「BBC」が報じている。

 ルーニーは2002年にエバートンでプロデビューし、2シーズンで67試合15得点の結果を残した。アレックス・ファーガソン元監督の誘いを受け、04年8月に移籍金2700万ポンド(約40億円)でユナイテッドに加入したルーニーは、13シーズンにわたって活躍してきた。

 昨季は出場機会を大きく減らしたものの、クラブの功労者であることに変わりはない。記事では「ユナイテッドは移籍金の回収を放棄する。そして、ルーニーの1300万ポンド(約19億円)の年俸の一部を補填することもある」と報じられている。契約期間を残すルーニーに対して、移籍金ゼロに加え、新天地での年俸の一部負担の可能性も出ているという。

 アメリカや中国のクラブからもオファーが届くルーニーだが、ユナイテッドは英雄の古巣凱旋を快く実現させようとしているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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