マンU、デ・ヘア慰留の失敗時に、仏代表守護神の引き抜きを画策
来季CL出場を望む名手ロリスに焦点
マンチェスター・ユナイテッドは今季終了後スペイン代表GKダビド・デ・ヘア移籍時に、トットナム・ホットスパーのフランス代表GKウーゴ・ロリス獲得に乗り出す可能性が浮上した。英地元紙「ミラー」が報じている。
デ・ヘアは現在レアル・マドリードから強い関心を寄せられており、今夏には獲得に本腰を入れて乗り出すとも伝えられている。8日のウェスト・ハム戦でも数々のスーパーセーブでチームを救い、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位を維持できている原動力に対し、マンUは破格の新契約を準備し、スペイン人守護神を死守する姿勢を貫いている。
しかし、デ・ヘア慰留に失敗した場合は、同リーグのライバルでもあるトットナムの正GKロリスを引き抜く方針だという。昨夏にバルセロナから獲得した元スペイン代表GKビクトール・バルデスはデ・ヘア移籍時も、あくまでバックアッパー要員とのことだ。
ロリスもトットナムが来季CL出場を逃した場合は、ステップアップを図るために移籍を志願する意向にあるとも伝えられている。マンUが来季欧州CL出場権を手にできるかも去就を左右することになるが、デ・ヘアの去就次第では玉突き移籍が実現する可能性も大いにありそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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