R・マドリードがデ・ヘア獲得失敗の際はクルトワへと乗り換え?

守護神獲得を急務としているR・マドリード

 レアル・マドリードは、マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得に失敗した場合、チェルシーのベルギー代表GKティボ・クルトワの獲得に乗り出すと、英地元紙「デイリー・スター」が報じている。

 
 正GKを務める元スペイン代表GKイケル・カシージャスの後継者を探すレアルは、長きに渡ってデ・ヘアの動向を追っていた。しかし、マンU側も守護神の放出を固辞する姿勢を貫いており、デ・ヘア慰留のため、現在ゴールキーパー史上最高額の新契約を提示する準備をしているという。

 レアルは7日、アトレチコ・マドリー ド戦で0-4という歴史的大敗を喫した。カシージャスは、以前に比べて改善傾向にあるものの時折見せる判断の不安定さは拭えない。いまだ守護神の刷新は急務事項となっているようだ。

 そのため、デ・ヘア獲得に失敗した際は、早急にクルトワにターゲットをシフトする方針にあるという。好パフォーマンスでチームをけん引するベルギー代表GKに関して、ジョゼ・モウリーニョ監督が放出を断固拒否するのは間違いないとされている。

 しかし、チェルシーはセンターバック補強に着手しており、最優先ターゲットをフランス代表DFラファエル・ヴァランに据えている。そのことから、レアルがクルトワ獲得に乗り出す際は、交渉にヴァランを含む条件を提示する可能性があると伝えられている。

 今夏での守護神獲得を成し遂げたいレアルにとって、どちらにしても非常に難航を極める交渉となりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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