スロバキア首相、U-21欧州選手権の結果を八百長と糾弾 怒りの声明「周到に準備された茶番だ」

伝統国対決の序盤は白熱のせめぎ合いも…

 クラコウで行われた欧州の伝統国対決は序盤白熱のせめぎ合いとなった。

 前半6分、セットプレーからドイツはヘルタ・ベルリンDFニクラス・シュタークがヘディングで先制ゴールを奪ったかに見えたが、オフサイドと判定。そして前半31分、ドイツの最終ラインの連係ミスを突いたイタリアは、若きファンタジスタ、ベルナルデスキが左足のアウトサイドで技ありゴールを決めた。

 試合開始前の時点でドイツより順位の下だったイタリアは少しでも早く試合を再開するため、ネットに突き刺さったボールを取ろうとイタリア代表FWベラルディがドイツMFマキシミリアン・アーノルドを突き飛ばすなど、試合はヒートアップ。2人にはイエローカードが提示されたほどだった。

 白熱の前半と比較して、後半の戦いはフィコ首相の目には「八百長」と映ったのだろうか。「これは2つのフットボールの経験深い国家による周到に準備された茶番だ」と怒りを爆発させている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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