「噂は事実無根」「空想の領域」 ドイツ王者バイエルンCEO、C・ロナウド獲得を完全否定

バイエルンが敏感に反応し、公式声明 「普通ならば噂にコメントすることはないが…」

 ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンが、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドの獲得に関心を持っているとイタリアメディアで報じられた件に関して声明を発表。カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「噂は完全に事実無根」と完全否定している。

 ロナウドにはマドリード検察から1470万ユーロ(約18億円)の脱税容疑をかけられたことに端を発し、退団希望を口にしたと連日メディアを賑わせている。古巣マンチェスター・ユナイテッド復帰説や、資金力豊富なパリ・サンジェルマン移籍の噂が取り沙汰されている。

 そのなかで、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」はバイエルンがロナウドの獲得に興味を持っていると報じた。しかし、バイエルンはこの報道に敏感に反応し、公式声明を出して報道を否定している。

 ルンメニゲCEOは「普通ならば噂にコメントすることはないが、このクリスティアーノ・ロナウドの件に関しては立場をはっきりとさせておきたい。この噂は完全に事実無根で、空想の領域として葬られなければならない」とコメントした。

 去就が注目されるロナウドだが、ドイツの絶対王者の下でプレーする日が訪れることはなさそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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